Chitchies

13歳のパグ犬チッチと5●歳飼い主夫婦の、ドジでおまぬけな毎日。

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パグ犬、チッチの椎間板ヘルニアについて 10 PLDDとの戦い その1

姫路からの帰り道、静岡のSAで

私達とチッチのヘルニア闘病記は、2013年2月1日で終わると思っていた。

ところが、本当の戦いはこの日からだった。

PLDDさえ受けられれば、すぐにでもチッチが元通りになり、歩けるようになると思いこんでしまっていたのだ。

先生からも、効果が出るのは1カ月~3か月かかる、と言われているのにも関わらず。

去年の秋からずっと、出口の見えない毎日で、チッチの症状はどんどん悪化してしまったし、私も主人も疲れていたのだろう。

2週間経っても、チッチの脚に劇的な変化はなかった。
なかなか症状が改善しないチッチの脚に、焦りや苛立ちを感じて、2月の1カ月間はとても辛かった。

同じPLDDを受けたワンコのブログを読むと、術後2週間くらいで激しい痛みが出たり、違和感を感じて、鎮痛剤を飲ませた、といった記述があったが、チッチの場合、それはなかった。
K先生もわかっていらしたようで、チッチには鎮痛剤などは処方されなかったのだ。

逆に、チッチには気の毒だが、そういう目に見える症状があれば、PLDDを受けたことによって、チッチの身体に変化が起きていることを実感できたかもしれないが、チッチの場合何も変化が無い。

後足がクロスすることは、たしかに無くなった。
ただ、依然として脚の麻痺は相変わらずだし、ズルズルと後足を引きずることも変わらない。

クッシングといって、足の甲が後ろに曲がっている症状が、後肢麻痺の典型的症状なのだが、チッチの後脚を見ると、ありえない方向に甲が折れている。
そっと手で、正しい形に戻しながら、なんともいえず悲しい気持になる。

PLDDを受けても、稀に効果が得られなかったり、症状が悪化することもある。とK先生から説明も受けていた。
でもそれは全体で3~5%くらいなので心配は要らないだろう、とも言われていたのに、

「もしかしたらチッチは、その3%に入ってしまったのではないだろうか??」
「もしかしたら、手遅れだったのかも?」

そんな妄想に囚われた。

毎日の生活で、朝起きてチッチにご飯をやり、オシッPとウンPの世話をして
会社に行き、急いで帰ってきて、チッチにご飯をやり・・の単調で平凡な毎日の繰り返し。
これを30日続ければ、本当にチッチに変化が出るのだろうか。

今日家に帰ったら、少し良くなったチッチがいるのだろうか?

今日こそは?

期待をかけながら過ごす、この単調な1日1日が、本当に長かった。

私達が帰ってきても、チッチはあまり元気が無いように感じた。
散歩は既に「連れて行ってくれないもの」と理解したようで、私が帰ってきて雨戸を閉めていても、ソワソワしなくなった。

ベッドから下りてきて、うーん!と伸びをするのだが、その後脚が反り返ったまま。
トイレでくるくる回っては、軸足に乗りきれず転びそうになる。
これじゃ、今までとほとんど変わっていない。

チッチの散歩がないと、夜が長い。

時間が余ると余計なことばかり考える。

そんななか、またひとつの疑念が生じ、私を苦しめた。

チッチは腰椎のPLDDを受けたが、ブログで症状が劇的に改善したと書かれているワンコは、みな「頸椎ヘルニア」でPLDDを受けている。
そういえば、チッチは頸椎を調べていない。

昨年末、MRIを撮影した時も、腰と頭だけ撮影していて、頸椎は撮影していないのだ。

この頃、私はヘルニアについて全く無知だったので、「頸椎ヘルニア」という病気を知らなかった。
MRIを撮る時に「全身だと時間が余計にかかりますから、腰と頭だけにします」と言われた時も、麻酔の心配ばかりしていたので、撮影時間が短いに越したことはないと思ったし、撮影部位についても、特に異存はなかった。

今となっては、その時の自分が憎らしいほど愚かだと思う。

なんで、全部調べておかなかったんだろう??

もしかしたら、チッチは頸椎にもヘルニアがあって、脚の麻痺が治らないのかも知れない。

こんなとき、K先生に質問すれば良かったのだろうが、それは主人に禁じられていた。
「先生が1カ月は様子を見ろっておっしゃったんだから、1カ月は待て」
と言うのが主人の主張。

「でも、なんでも質問していいって言ってくれたじゃん」
「しばらくは悪化することもあるって言われただろ?1カ月経ってそれでも何も変わらなかったら、まとめて質問しろよ」

毎晩、主人とも言い争いである。
もちろん、あまり変化のないチッチの脚に、主人も焦りを感じている。

主人は夕食時に、晩酌で気を紛らわせてうらやましい。
酔っぱらって好き勝手なことを言うのも、私をいらだたせた。

「俺の言うことが聞けないなら、もしもう一度姫路に行かなきゃいけない時も、おれは協力しないぞ」

こう言われてしまうと黙るしかない。

たしかに、チッチにとって最善を尽くそうと、主人だって色々頑張ってくれている。
自分の不安ばかり優先して、良いはずもない。

今は、我慢だ。

3週間が過ぎても、チッチの状態はさほど改善しなかった。

そして1カ月経過した。
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