Chitchies

14歳のパグ犬チッチと5●歳飼い主夫婦の、ドジでおまぬけな毎日。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

パグ犬、チッチの椎間板ヘルニアについて 4 K先生との出会い(その1)

これは鍼に行く途中の車の中です

キャミック埼玉、MRI担当医師のA先生の説明によると、チッチのヘルニアは慢性型で、多発している。
病気の段階を示すグレード、5段階のうち、2~3段階。
2段階は比較的初期であり、症状が現れないことも多い。
チッチには9か所もの所見があったが、そのうち何カ所かがグレード3。

要するに背骨から腰にかけて、ほとんどの椎間板が異常を起こしている。
今まで普通に歩いていたのが不思議なほどだ。

チッチのヘルニアの厄介な点は、右側からも左側からも脊髄の神経を圧迫している箇所があるため、そのどの部分が後足の麻痺を起しているかが、画像では特定できないこと。

完治するためには、外科手術しか方法はないという。

我が家のかかりつけ、K病院の院長先生。M先生
鍼治療でお世話になっているS病院のN先生、S先生。
MRIを撮影したA先生

この5人の先生のうち、早く外科手術をした方が良い、という意見はMRIのA先生だけだった。

その他の先生は
「多発性なので切開する部分が広範囲過ぎる」
「どの部分か特定して手術することが難しい」
「手術中、神経を傷めてしまう危険性がある。」
「手術時間が長くなり麻酔のリスクも上がる」
「手術後のリハビリにかなり時間がかかる」

という理由から、「やめておいた方が良い。」とのご意見だった。

現在歩けていないわけではないのだから、まずは、内科治療をしてみたら?
または、
鍼治療を継続しながら、現状維持すれば良いのでは?

たしかに、これだけの危険性を聞くと外科手術は悩む。
たとえ手術が成功したとしても、当分寝たきりになってしまうし、リハビリにも時間がかかる。
筋力が落ちてそのまま歩けなくなる子もいるそうだ。
1週間のほとんどが留守番の我が家で、十分なリハビリをしてあげられる自信も、残念ながらない。

でも
ちょっと気になるのが、どの先生も
「今は歩けているのだから・・・」とおっしゃることだ。

質問すれば
「この先、急に歩けなくなることもないわけではない」と言われる。

「歩けなくなるまでは、リスクをおして手術することはない。」

「歩けなくなってから手術して、たとえ歩けなくても、結果は同じ。」

穿った耳にはこう聞こえる。

チッチが近い将来、歩けなくなるかも知れない。という恐怖を抱いたまま、おそるおそる生活していくしか道はないのだろうか・・・???

歩けなくなれば、排泄も困難となり、内科の病気を併発しやすくなる。
それまでじっと黙って見ているしかないのだろうか?


調べて行くうちに、ある医療手段に行きあたった。

「レーザーによる椎間板減圧術」
Percutaneous Laser Disk Decompression
略してPLDD。

椎間板ヘルニアの、画期的治療法とある。

椎間板ヘルニアにはハンセン1型とハンセン2型がある。
簡単に言えば、ハンセン1型は椎間板物質(髄核)が壁を破って外へ飛び出した状態。
ハンセン2型は、椎間板そのものが老化などによって変形し、神経を圧迫して麻痺などが起こる状態だ。
分りやすい説明をしているHPがあるので、詳しくはそちらを・・・
http://onewheel.webcrow.jp/article/hernia01_01.htm


一般的な外科的治療法は「片側椎弓切除術」という術式が多く用いられている。
椎弓切除とは、脊椎の横側を削って穴をつくり、脊髄を圧迫している椎間板物質を除去する方法だそうで、ハンセン1型のヘルニアには、この方法が一般的だ。

PLDDは、変形してしまった椎間板に直接レーザー針を刺し、椎核を蒸発させ、椎間板の中に空洞を作るイメージだそうだ。
中が空洞になった椎間板は圧が下がり、徐々に縮んで、元々の大きさに戻っていくので、圧迫されていた神経が元の位置に戻ると言うもの。

専門的には「低侵襲治療」といって、動物への負担の少ない治療法だそうだ。
PLDDは、全身麻酔こそ必要だが、レーザー針を刺すだけなので、身体を切開する必要はない。

ちなみに、PLDDは、人間のヘルニア治療でも用いられている。
日帰りで行えるが自由診療になり、かなり高額らしい・・・

PLDDは、ハンセン2型のヘルニアに有効な手段だと言う。
チッチのヘルニアは、1だっけ?2だっけ?

いつもの病院で質問すると、MRI画像だけでは、ハンセン1型、2型の特定は難しいと言われた。
「おそらく2型ではないか」
という非常に曖昧なものらしい。
MRIさえ撮れば、なんでもわかるのかと思ったけど甘かった。

椎間板ヘルニア、PLDD」と入力して検索すると、何件か出てくる。
動物病院や個人のブログ、手当たり次第に読んでいった。

コーギーやボストンテリア、シーズーなど
やはり脚がふらついたり、歩けなくなったりした愛が、PLDDを受けて歩けるようになった。
何カ月も寝たきりだった子が歩けるようになった・・・などなど・・・と書かれている。

「ワイズと歩いた道」では、愛のドーベルマン、ワイズ君が頸椎ヘルニアを発症し、治療、完治に至るまで詳しく書かれていて、非常に参考になった。
「がしゃこん一家のてくてく日記」では、頸椎ヘルニアで一時は寝たきりになってしまった、ボストンテリアのブリ吉君が、PLDDで歩けるようになった、とあった。

PLDDって素晴らしい!
チッチもこれなら良くなるのではないかしら?
でも、どこへ行けばいいんだろう・・・???

病院検索でPLDDを行っている動物病院を検索すると、数件ヒットしたが、どこも遠い

がPLDDで良くなった、歩けるようになった・・・
うらやましいなあ・・・

ある日、ふと気付く。

どのブログを読んでも、同じ先生に診てもらっている?
「K先生」
K先生ってだあれ?

PLDD、、と検索すると、専門誌に掲載された論文に行きつく。
ハンセン2型の椎間板ヘルニアにはPLDDが非常に有効である。と書かれている。
きっと大学病院とか研究所でPLDDの研究をしている、えら~い先生が発表した論文なんだろうなあ・・・

ワイズ君のブログを何度も読み返していたが、コメント欄が閉じられていたので質問できずにいた。
すると主人が
「『拍手』から入って質問したら教えるって書いてあったよ?」という

もう一度読んだら、なるほど「病院について詳しく知りたい人は「拍手」ボタンからメールをください」ってなっていた。

思い切って質問メールを送ったら、翌日すぐに返事をくださった(きよごんさん、ありがとう)。

ひょっとして、ひょっとしたら?とは思っていたけれど

この学術論文を書かれたのが、「K先生」だったのだ。。

PLDDを受けたことのあるワンコのブログを読むと、五月の連休を使って300キロ走った、とか、250キロ走ったとか
かなり長距離移動していた。

K先生は、兵庫県姫路市で動物病院を開業しておられたのだ・・・

ひ・・・兵庫か・・・遠いな・・・

K先生の病院のHPには、たしかにPLDDについて詳しく載っている。
日本では、いや、おそらく世界的に見ても、椎間板ヘルニアにPLDDを施術された実績としてはトップクラスだろう。

もしかしたら、チッチのヘルニアも
この先生なら治してくれるかも知れない・・・
スポンサーサイト

| チッチの健康 | 03:00 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

今ね、仕事の合間の休憩中なんです。
涙が止まらなくなっちゃって大変。。
色んなこと思い出しちゃった。
記事を書くウサギさんの気持ちを考えると
よく「書く」決断をされたなぁと。

実は私もきよごんさんからのご紹介なんです。
人って温かいですよね♪

| kai | 2014/07/23 14:16 | URL |

kaiさんへ

kaiさん、こんばんは~
コメントありがとうございます・・・ってか
勝手にブログのこと書いちゃってゴメンなさい・・・<(_ _)>

> 今ね、仕事の合間の休憩中なんです。
> 涙が止まらなくなっちゃって大変。。
> 色んなこと思い出しちゃった。

あれれ~
泣かせちゃった、、ごめんなさい・・
でもね、そうなんですよ、実は私も読み返しているとき、自分で書いたことなのに涙出てました・・
今でこそ、ある程度の結果が出ていますが、ほんと、毎日辛かったな~って・・・

> 記事を書くウサギさんの気持ちを考えると
> よく「書く」決断をされたなぁと。

文章自体は半分以上去年書いているんです。
それに色々解説を付け足しているうちに、とんでもないボリュームになってしまいました。
また内容が重複している部分も多いんですけど、もう書き直せない~(-_-;)
ただ、ブログに載せるかどうかは、ずっと迷っていました。
今でも、本当にいいのかな?って気持ちはあります。

> 実は私もきよごんさんからのご紹介なんです。
> 人って温かいですよね♪

kaiさんも、きよごんさんから紹介だったのですね。
ほんと、すぐにメールをいただいたときは、天からの助けだと思いました。

今回、掲載を決意したのは、ワイズ君への感謝の気持ちもあるんですよね。

まだまだ、延々続くので・・(^^;)最後まで読んでくださる方が果たしておられるかどうか・・・
もし間違ったことを書いていたら、是非ご指摘くださいね、よろしくお願いします~



| うさぎ | 2014/07/23 22:27 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT