さよならN先生

チッチがお世話になった鍼治療のN先生が、昨日、退職された。
なんでも広島で開業されるそうで・・・
広島かあ・・・
・・・さすがに遠いね。
1年と言っても、チッチは途中でレーザ手術を受けたりして、その後数カ月は鍼治療を休んでいた。
だから、正味半年くらいかなあ・・・鍼打ってもらったの。
去年秋からは、ほぼ毎週通っていたので、お別れはとても残念だ。
我が家、どうも間が悪いようで、こうして懐いていると、お別れがくることが結構ある・・(-_-;)
せめてもう1年、チッチの脚がもう少し落ち着くまで、病院にいて欲しかったなあ・・・と思うけど。
先生にとっては、ご自分の夢を叶えに旅立つのだから、仕方ないね。
おめでとうございます。と言わなければならないんだよね。
チッチが鍼で通っている動物病院は、この辺の動物病院にしては規模が大きいと思う。
常時7~8人の獣医さんが常駐し、お休みは祝日だけ。
正月も元旦以外は平常診療だったのには驚いた。
チッチ君かかりつけの、近くの動物病院も、先代ハナちゃんの頃は、日曜日は休診だった。
今は日曜日も診療してくれるし、お正月も緊急なら診てくれるようだ。
(・・・・今年の正月はそういうことが無くてホッとしているケド・・・(*_*))
人間のお医者にしろ、獣医さんにしろ、「医者」という仕事は激務だなあ・・と思う。
特に獣医さんは、比較的「総合病院」的に、ありとあらゆる症状を診なければならないことが多いし、何しろ言葉の通じない相手だ。
飼い主だって、どこがどう悪いのかわからずに連れてきているのを「多分こうでしょう」と症状を判断し、治療しなければならないのだ。
そして、時にはせっかく治療してくださっているのに、恩知らずな患畜に、噛まれたり引っ掻かれたりする(-_-;)
獣医さんって生傷がたえない・・・^^;
昨日は最終日だったので、さぞや混むだろうと、午前中に診察券を出しに行ってきた。
予約票を覗くと、N先生、N先生・・・と、ご指名だらけ・・・
午後5番目だったので、だいたいの見当をつけて4時に行った。
病院の外で、前にも会ったパグさんに会った。
彼もチッチと同じヘルニアで、N先生の鍼に通っていたのだ。
チッチの順番が来た。
つとめて、いつもと変わらない調子でチッチの様子を話し、鍼を打ってもらった。
多分、うまくお礼も言えないと思ったので、ちょっとしたプレゼントにカードを添えて渡した。
チッチのヘルニアがわかったのが一昨年の暮れ。
その後、色々治療したり、試行錯誤を繰り返す1年だった。
鍼を打ってもらうために、通っていたのはもちろんだけど、その際に、チッチの状態や、不安に思ったこと、いつもと違う症状など、かなり細かいことも聞いていただいた。
お医者さんって、病気を治してくれるだけでなく、悩みや不安に思っている気持ちをぶつけて、精神的に支えてくれることも多い。
毎週通って、チッチのことを真剣に聞いてくださっているだけでも、どれだけ有難かったかを、「いなくなる」と言われてから初めて、すごく思ったのだ。
(『なんでもないようなことが~♪』とメロディが・・^^;)
鍼が終わって、耳掃除をして下さった後、微妙な沈黙・・・
主人が「今までお世話になりました」と言った。
私も「ありがとうございました」とだけ言った。
うまく伝わったかはわからないけれど
伝わればいいなと思う。
| 愛犬チッチとの愉快な日々 | 00:30 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑
チッチ君、調子が良くてお散歩も好調ですね。
分かってるって言われそうですが、
いつもいつも思うけど、しつこいようですが、まるに似てる。
N先生のご退職、残念ですね。
これからは、代わりになる先生はいらっしゃるのでしょうか?
人間の場合もよく有ることですが、
腕の良い先生は、ご栄転だったり開業だったりというケースが多いかも。
今、お世話になってるE動物病院の先生も、
こちらの不安や疑問に、キチンと応えて下さって、
本当に親身に診察して下さいます。
まるが亡くなる時も、電話で指示をして下さったのですが、
そうしているうちに、息を引き取ってしまって・・・・
号泣する私の電話を、ずっと切らないで待って下さってました。
まるが11年近くお世話になった地元のかかり付け獣医さん、
当初は親身に診て下さったのですが、
病院を移転し大きくしたら、ちょっと手薄的な対応治療になってしまって、
それっきり、行かなくなりました。
動物病院も商売なんだと、思いましたね。
どんな職業でもそうだけど、先ずは、人としてどうかってことかな。
| kaori | 2014/01/27 11:36 | URL | ≫ EDIT