Chitchies

14歳のパグ犬チッチと5●歳飼い主夫婦の、ドジでおまぬけな毎日。

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Kの話

女ともだちが少ない。
前にも話したが、小心者の癖に気が強く、迎合できない性格で、若い頃は苦労した。
そんな私の貴重な友達(悪友)の話。

Kはノンベエである。
彼女との思い出はとにかくアルコールである。
なにせ付き合いが良い、おしゃべりな私の話にいつまでもつきあってくれる。呼び出せば必ず来てくれる。
当時、公私ハードだった私は、彼女の支え無しではとっくにつぶれていたかも。

20代前半、夜な夜な彼女と飲み倒した。
若さもあるだろうが、お酒というものは飲めば飲むほど強くなる。
新橋の改札で待ち合わせる、軽く食事をする、うどんをすすりながら中ナマを1~2杯。
ある日はパスタを食べながらワインを二人で1本・・・
その後、いつものショットバー、木のカウンターにとまって、カクテルを5~6杯。

帰り道も同じ方向なので、終電が近くなると、フラリフラリと千鳥足で新橋駅まで歩き、電車に乗って帰った。

彼女が日本を発ったのは33の頃。
一度は諦めかけた「絵」がどうしても諦められない。
そういって、彼女は飛んでいってしまった。

呑んで呑んで呑んだくれて、二人して体調を崩した、そりゃそうだ、暴飲暴食。3年も続けば胃に穴が開く。
まさかそれがキッカケだったわけでもなかろうが^^;、その後の数年間、彼女は一生懸命留学費用を貯めたらしい。
私と遊び歩いた3年がなければ、もっと早く留学できたのではないか?と、ちょっぴり責任を感じている<(_ _)>。
渡英後しばらくは、手紙、最近はメールのやり取り。
メールのおかげで、タイムラグは克服した。

季節の折々に作品を見せてくれるが、時を重ねるごとに凄味を増してきた。
2年のつもりが、もう6年過ぎた。
きくと、ぽつぽつとギャラリーで作品が売れており、生活費をまかなえるくらいの収入があるらしい。
いったいアイツは、霞を食べて暮らしているのか?と心配していた私たちは、ホッとし、また驚いている。
(そして将来、お宝鑑定団に出るために、昔かいてくれたイラストなどを大切にしまいこんでいるチャッカリ者の私である^^;)

そんな彼女が、VISAの更新のため、4年ぶりに日本に帰ってきて、昨日久々に飲んだ。
チッチが来て以来、夜遊びをしなくなった私、久々の銀座である。

バナリバ
流行りの店はとうになくなり、食事をするにもウロウロしてしまったが、町の雰囲気は昔も今も変わらない。
気の早いクリスマスツリーが、時の流れを思い出させる。

友達というのは不思議だ。
1週間前までは地球の裏側にいた人間と、テーブルをはさんで話している。
だからといって、気張るでもなく、かしこまるでもなく。
普通にメニューを選び、バカを言い合い、まるで週3日飲み歩いていた頃と同じ会話をしている。
もう一人の友達はまるで下戸なので、私が間にはさまり「こちらはノンアルコールで、こっちはその分強くしてやってください」とバーテンをからかう。
そしてもう2週間もすれば、また地球の裏側に帰っていく。

絵がたくさん売れて、彼女が有名な画家になるといいな。
そう思う反面、売れたら当分帰ってこないんだなと思うと、複雑な私である。

解説とお願い
犬の絵は連作の1つです。彼女の作品はまた折をみて紹介させてください。
不許複製。無断転用です
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| ぼやき日記 | 08:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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