Chitchies

14歳のパグ犬チッチと5●歳飼い主夫婦の、ドジでおまぬけな毎日。

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笑うということ

「笑う」という字が好きだ。
最終的に笑うことができれば、どんな辛いことも、どんな困難も無に等しい。
人生の最期、その時、にっこりと笑って旅立てればいいな、と思う。

先日、会社の若い子に「アンガールズ」を知らない、といったら
「ほんと、お笑い知らないんですねーっ」と言われた。
「ふん!本当の笑いがわかってたまるかい!」
その時は内心少々ムっとした。が、それは私の大きな間違いである。
「笑う」に、「良い」も「悪い」もない。

最近、お笑いブーム再来とかいって、オーディション番組やら、バラエティ番組も増えた。
TOKIOまで、ドラマで噺家になってて、たまげてしまった
笑うことは大好きだが、好き嫌いは致し方ない。
ドタバタが嫌いなので、バラエティはほとんど見ない。
わざとヘンテコな化粧をしたり、ゴツイ男が、女装をしたり。
わざと眉をひそめるような、汚らしいカッコ、オオゲサなアクション。
なにが面白いのかね、と思う。

「最近のわかいもんは」などと言うつもりは、毛頭ないが、「お笑い」と称する芸能人の中に、本物の「芸人」がどのくらいいるのだろう。

大学時代は「落語研究会」だった。
そういうと、先入観を持たれてしまいがちなので、あえて自分から言わない。
なぜ、落研だったのか。
特に落語に詳しいわけでも、もちろん寄席に行った事もなかった。
実際、新入生勧誘の押しに負けて、いくつかのサークルに名前を書いてしまった。
最終的に残ってしまったのが、落研だった。それだけである。
(落語が大好きで入部された方々には本当に失礼な話である・・ま、大昔の話ってことで^^;)

いや、本当の理由はまた別。(もっとくだらないかも^^;)
桂むつみという人の漫画が好きだった。
その中に、大学の落研の話があったのだ。
そのストーリーと、大学という知らない世界に、高校生の私はすっかり入れ込んでしまった。

演劇部のスターに憧れた、めだたない女の子が、ひょんなことから落研のハナにされてしまう。
ヒロインになりたかったのに、ある日、好きな人の前で、落語を披露しなければならない
「人を笑わせるというのは、なんて難しいんでしょう、そしてなんて悲しいのでしょう。」
道化て笑わせている心の中が、いくら土砂降りでも、みんな気付かずに笑っている。
「こんなにたくさんの人がいる中で、こんな時って一人ぼっちなんだ」

かくして、非常に乙女チックなキッカケから始まった、お笑いキャンパスライフ。
当時の大学生は、まだちょっとバンカラの匂いが残っていた。(トシがばれるな^^;)
4年にもなって、まだ保健体育の授業を受けている先輩。校門の外から赤い顔で手を振っている。なぜかと聞くと「久々にいい運動したから・・・」とお祝いに、昼間っからビールを引っ掛けてきたそうな。
バイトのカッコをしたまま、出席だけ取りに来る友達。ラーメン屋のオカモチを下げている。
段差のある教室の、木の机に座って、他の人より、いかに面白い話ができるかを競う。
くどかったり、面白そうな話でないと「つまんない!もういいよ!」とバッサリ切られる。
普段はおしゃべりの私も、彼らの前ではいつも聞き役だった。
涙をこぼして笑い転げた。

それまでの自分を笑い飛ばせれば。
新しい自分が見つけられる。

今でも、当時の仲間と集まると、学生時代に帰る。
今の生活や、仕事とはまったくかけ離れた世界に帰る。
ずっとそこにとどまることはもうできない。
わかっているからこそ、思い出は眩しいのだ。
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