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Chitchies

15歳のパグ犬チッチと5●歳飼い主夫婦の、ドジでおまぬけな毎日。

2009年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年06月

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走れ2000キロ~その1 花見するなら完徹で・・・(^^ゞ

早朝花見です。

去年の暮れごろから「5月の連休はどうする?」などと話題に出ていた、気の早い我が家である。

今年の連休は長いので、どこか遠くへ行こうかと、ああだ、こうだと言ってはいたが、私は去年の佐渡旅行から帰って、チッチが体調を崩したことを気にして、あまり大規模な旅行には難色を示したし、行く先も北だ、西だと意見がまとまらない。

フェリーで函館まで行くか。という話にまとまりかけたが、4月を過ぎてから、なんやら色々ブルーになる事件(?)が相次ぎ、とどめに主人最愛のバアちゃんが入院したりして、カレンダーは結局白紙にもどった。

ところが、連休が始まる1週間ほど前にきて、バアちゃんは無事退院できたし、今取り立てて、我が家が待機しているような事態でもない。という結論に至り、その他の心配ごとも、なんとなく収まりがついたり、出る幕がなかったり。

なんだ、旅行にも行けたじゃん・・・。

一度下がったテンションを、元の位置まで戻すには時間がない。
今回は大人しく家にいるか・・・と諦めかける主人。

「いや、せっかくだからどこか行きましょう!」
息巻く私。

なぜなら、そうやって長い休みに家にいれば、きっと主人は退屈してブツクサと私に文句を言ったり、不平不満を訴えてくることが目に見えているからだ。

「まあ、いいよ、じゃあお前がきめろよ・・・」

こうなると、私の方は動きが早い。

あちこち犬連れOKの宿を検索し、主人が泊まりたがっていた十和田観光ホテルの空きを見つけた。

犬連れOKの検索サイトからでは、空きがないのに、普通の検索サイトだと予約が取れる。
ホテルの公式HPを見たら、やはり「ペット歓迎」とあるので、電話してみた。

「あの、インターネットで予約をしたのですが、犬連れでも大丈夫でしょうか?」
「え?ワンちゃんですか?」
あれ?だめなのかな?と思いきや
「大変申し訳ありませんが、お部屋まではキャリーに入れていただくことになっておりますが、それでもよろしければ?」
「もちろんいいです!」
「でしたら、どうぞ」
検索サイトでは1泊しか予約できなかったのだが、ついでに確認すると2連泊OKとある。
願ったりかなったり。
チッチを連れての旅行だと、宿の移動は大変。
連泊できれば、その宿を基点に計画が立てられる。
主人にそう話すと

「よし!決まりだ!じゃあ前日の夜出発するぞ!」

急にノリノリ。待ってました!という感じ。

あくまでも「私がどうしても行きたいと言っているから」「仕方なく連れて行ってやる」というポーズを崩せない主人。

けれど、彼が5日も続く休日に、大人しくしている訳がないのだ。

しかも、何よりも渋滞がきらいな主人のために、2か月も前から5月1日の有休申請をしていたのだから。
弘前で御来光~(^^ゞ

4月30日20:30出発。

旅行となると、主人は本当にタフである。(前回の東北旅行参照してね)

うとうとと船を漕ぐ私の横で、真っ暗な東北道・・・ご機嫌に運転している。
結局白々と空が明るくなるまで、ほとんどノンストップで走り続けちゃったよ・・・(^^ゞ。

今年の桜前線はあっという間に北上してしまった。
花見するなら「満開」と決めている主人は、大好きな弘前城も、「今回は行かないよ。」と言っていた。はず。

徹夜明けでハイテンションな主人。
「もう終わっちゃってるかもしれないけど、せっかく来たからちょっと覗いていくか~♪」

寝ぼけまなこの私
「ほえ~、どっちでもええよ・・・」
弘前で東北道を下りたのが5時頃。
平日だが、夜間割引があるので、高速代は6500円だ。

何度も通った弘前の広い通りを案内板に従って走っていくと弘前城追手門前に出た。
さすがに、まだ人通りはないが、朝の散歩やジョギングの人が何人か歩いている。

文化会館の駐車場に車を停めて、お濠を覗き込む。
桜の花びらでお濠は真っ白。
だあれもいません(奥に歩いているのは私とチッチ)

枝垂れは満開。
ソメイヨシノは盛りを過ぎてはいるものの、場所によっては、まだ満開の樹もあるではないか。

「うーん、やっぱ終わっちゃってるかな~」
そういいつつ、まんざらでもない様子。
城内はペット不可なので、チッチをカートに乗せて入ってみる。(以前もカートでOKだった)
なになに、きれいじゃないの・・・
ウグイスの鳴き声が響き、ジョギングをする人が砂利を踏む音だけが響く。

早朝の弘前。
早起きはなんとやら、と言うが、完徹かい・・・
天守閣の周りもキレイだったよ~

我が家の旅行はいつもハードだ。
ついていく私(とチッチ)は大変である。
でも、主人の恐るべき馬力のお陰で、楽しい思い出もたくさんできる。

お堀端まで戻り、あくびをするチッチとサクラで記念写真。
今年最後の花見を満喫した我々バルタン星人であった。

つづく
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